玄米を美味しく食べるには、炊き方の工夫も大事ですが、美味しいお米を選ぶことが一番です。良いお米には水分量が多く浸水時間が少なくても炊けます。
また、玄米は農薬の蓄積しやすい「ぬか」の部分まで食べるものなので、農薬を使用しない安全なお米を選ぶ必要があります。 生産者の話では、農薬を使った玄米は農薬を使用しない玄米と比べてはっきりと味に差があり、「ぬか」が臭くなるそうです。
安全で、美味しいお米の選び方についていくつかのポイントを紹介します。
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お米が育つ環境が良いこと
お米にとって良い環境とは
きれいな水
きれいな空気
じゅうぶんな日光
と、さらに美味しいお米になるためには
適度な昼夜の寒暖差のある気候
農薬を使用しないこと
土壌の質が良いこと
田んぼとその周辺の生態系が豊かなこと
が条件です。
この条件を備える地域は「環境汚染が少ない山間部」で、昔から、「お米どころ」と呼ばれるところはこういう地域ばかりです。 - 美味しいお米の入手方法
(1)まず、「環境の汚染が少ない、水のきれいな山間部」という条件を満たすのはどのよ うな場所でしょうか?
それは、昔から「米どころ」といわれている場所です。
山形、新潟の魚沼、西では、丹波、奥出雲の仁多米など・・・すべて山間部の水のきれいな場所です。こうした産地のものはやはり環境もお米に適した場所なのです
(2)安心の、「低農薬・無農薬」のお米を入手するにはどうすればいいのでしょうか?
お米の栽培方法には、有機栽培、特別栽培、自然栽培と慣行栽培があります。 有機栽培や自然栽培には農薬は使用されませんが、特別栽培では最低限の農薬使用が認められています。慣行栽培は生産者の意向で農薬の使用量に制限がありません。
おすすめは、とにかくインターネットなどで、できるだけ情報開示しているところから買うことです。農薬を使用していない有機栽培米かどうか詳しく説明されていることが多く、直接、販売者や生産に確認することもできます。
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