野菜の王様！ブロッコリーは何がすごいのか

これから冬（１１月～２月）が旬のブロッコリーにはたくさんの栄養素が含まれています。 がンを予防する成分として「スルフォラン」が一躍有名になり、ブロッコリースプラウトを始めブロッコリーを含むアブラナ科の野菜が伸びています。 実はこのブロッコリー、スルフォランだけでなく「野菜の王様」といわれるぐらい多くの栄養素の 密度が高く、がんの他に、高血圧、肥満、糖尿病、脳の働きの活性化など、うれしい効果が期待できることがわかっています。

ブロッコリーを摂取するメリット

ブロッコリーは特に緑色が濃い緑黄色野菜で、β―カロチンを多く含み、体内でビタミンＡとして働きます。また、ビタミンＣはレモンの約２倍、ビタミンＥはニンジンの約６倍も含まれ、あらゆる病気やがんを予防する「抗酸化ビタミン」とされるビタミンＡ・Ｃ・Ｅがしっかり摂れます。 これらのビタミンは免疫力もアップさせるので、これからの季節、風邪やインフルエンザの予防にぴったりといえます。

また、ブロッコリーには、スルフォランをはじめ約２００種類もの「ファイトケミカル」が含まれ、ファイトケミカルは体内の老廃物や有毒物質を解毒する作用、紫外線などから発生する活性酸素を除去する抗酸化作用が期待できます。

また、多くの野菜と同じく食物繊維委が豊富なので便秘や肥満の予防の働きがあります。 さらに、ブロッコリーに含まれる葉酸は人の認知リスクを低下させる効果が期待できる報告も上がっています。葉酸は脳の神経に働きかけるので、記憶力や思考力の低下を防ぎます。